千夜一夜物語7巻
おのおのの門で出会うさまざまな人物といっても、実は、魂なき空しい幻にすぎません。(263)
あなたは魂なき身体を見らるるのみです。しかし、もし尻込みなされば、あなたは殺されてしまうでしょう(260)
運命が定めたところが今日来なかったのなら、明日来るでしょうよ。(234)
おお、哀れな男よ、お前はあらゆる生命にはあらかじめ定められた期限があるということを知らぬのか?」(241)
善を蒔く者は善を穫り入れるべし。何となれば、一切の物はその起源に帰るがゆえに(382)
おお、漁師よ、運命はお前の身のためになるように、私が網にかかることを望んだのだ。(412)
一つの世界では名誉となり、別の世界では笑い種となるために、臀部を創りたもうたアッラーに称えあれ(442)
そして皆死にました。さあれ、ただひとり死することなき生者、見えるものと見えざる者との世界をしろしめし、万物の上に全能にましまし、その下僕たちの志と要求とを知りたもうて、これに恵みを垂れたもう御方に、栄光あれかし!(445)