分身トゥルパをつくって次元を超える
タロットカードで、「21」世界のカードが対応している。四つの力が取り囲む楕円の中に男女が一体化した両性具有的な存在が立っているのだが、これは四元素の領域に第五元素的なもの(楕円)が降りてくるという図式だ。(104)
何かを知りたいときには、ほかの人の意見など多くのデータを検証して、それが真実なのかどうかを確認しようとする。だが、これは数が多いものを選ぶという姿勢でしかなく、これは妄想を違う妄想ですり合わせているだけなので、長い期間にとんでもない思想や社会的習慣がつくられていく。
ドロレス・キャノンも、いろんな人に催眠をかけて、そこで出てきた宇宙人情報を比較して共通項を探そうとして。共通していれば、それは真実なのではないかと期待したのだ。(107)
獅子座9度「ガラス吹き」
獅子座は人の作ったものは気に入らない。だから、それらを粉々にして、溶かして自分の息を中心に吹きかけて美しいガラス細工を作り出すというのがこの度数だ。(132)
対外離脱にこだわり、その練習をする人も案外多いものだが、そもそもどうしてそれをしたいのかというと、主体が皮膚の牢獄に閉じ込められている二極化された世界から解放されたいという欲求からきているのだと思う。(139)
夜眠るときでもいいが、最初はもの思い、想像、考え事をしている段階で、目的とするあるイメージを思い描いてみる。これは自分の内面で思うことなので、すぐに消えやすい。が、それでもあることを継続的に思い描く。それは赤い三角形でもいい。ずっと思い描くのだ。
そのうちに、脳波がシータ波に近づき、この赤い三角形とは何の関係もない生々しい映像に切り替わる。赤い三角形と、後に出てきた映像が無関係なものだとすると、内面は外の領域とつながっておらず、あからさまにシャッターを降ろしたことになる。
しかし、内面で思い描いた赤い三角形が、今度は、くっきりと映像として見えるときには、それはエーテル領域に打ち込まれた、いや、向こう側からアクセスされたとみなされる。内と外はつながったのだ。(110)
これら12感覚が、第二の身体に移し替えられ、肉体がなくなっても、自分がこのまま十分に維持できるという自信があれば、いままでは肉体を持つ自分と陽神の知覚と二重に感じていたものを、片方に全部移すことができる。(111)
中国では、水銀を摂取すると精神に異常をきたすので、体の中の水銀を散らすために歩き回ったのが、「散歩」という言葉の語源であるといわれている。(111)
文字は線と線をつなぐものだが、そもそも線とは、共通したものの間を関連付けるという意味だった。(146)
エーテル体に接触できる文字が、いわゆる霊界文字あるいは神代文字というものなのだ。今日の日本語は、決してエーテル体に接触しない。実はヘブライ語もバビロン捕囚のときに強制的に改造されたものであり、ルーツは古くなく、神代文字とは言い難い。・・エーテル体に接触すると、宇宙のすべてにつながるかわりに、身動きがとれなくなる。霊界文字、神代文字は、アカシックレコードにも接触できるが、恣意的には扱えない。(146)
バビロニア時代までは創造神であり、キリスト教時代になってから悪魔になった(リリス)という点では、キリスト教は物質主義の宗教だということになる。確かに今日の物質主義は、キリスト教によって急激に加速した。
リリスは男性中心社会においては、決して捕まえられない、永遠に逃げ続ける女性であり、・・それを邪悪な存在にしたのは、まるでイソップ物語の「すっぱい葡萄」のようだ。(151)