魔法カバラー入門
アツィルト 元型界
ブリアー 創造界
イェツィラー 形成界
アッシャー 活動界
イェキダ 神性
ネシャマ 霊性
ルアク 理性
ネシェフュ 魂
グフ 肉体
事物を物質次元におとすことを現実化するとか実現するなどというけど、この方向を逆転させ、上昇の道に向かうと一切はにわかに反転し逆さになる。グフよりネフエシュが、ネフェシュよりルアクが、フアクよりネシャマが、ネシャマよりイェキダーが切実な問題となる。
その結果、東西の古代密儀が等しく教えている通り、私たちが自然の光と呼んでいるものは目くらましの闇に過ぎず、今生を生きている自分の魂は、実は肉体という墓に埋葬された死者にほかならないことがわかってきます。この世を穢土と見て、あの世の浄土にあこがれるようになる。
光の噴水
光の回流
元型の三角形
倫理的三角形
魔法の三角形
異言現象(使徒2:1~4)
ある人間が、かの天上のエネルギーから一定の意思と思考と感情を受け取り、それを自分の体を通して表現するとき、ある神が自分の中に顕現したと考えた。つまり、憑依という病的現象ではなく、権現(アヴァター)という、ある神が一時的に権(かり)に現れた喜ばしき至福の状態とみなした。
あらゆる古代密儀は、太古の地母神から発祥している。そして各地に伝わる女神崇拝の核心は驚くほどよく似ている。アプレイウスがあげた各地の女神は、ほとんど同じような密儀をもっていた。それは死んでしまった夫や恋人を女神が辛苦の末に甦らせるという筋書きをもった儀式だ。
最も古い人種プリュギア人は神々の母ペシヌンティアと呼び、ミネルバ、ヴェヌス、ディアナ、プロセルピナ、ケレース、ユーノー、ペッローナ、ヘカタ、ラムヌーシア、イシス
我々の喜怒哀楽は自分一人で起こっているのではなく、実はアストラル界全体に瀰漫しているあの力の発動なのだ。君が世転ぶのではなく、天上のカリス(喜び)が君を捕えているといったほうがいいかもしれない。
君の悲しみで星もその位置を変え、君の怒りで太陽も燃え立つぐらい我々の感情は宇宙全体とつながっている。
なぜなら、感情と呼んでいるのは、ある波動と共鳴するか反発するかであり、ピーターから教わっていると思うけれど、惑星の運行から生じる波動、つまり天界の音楽とわれわれの感情とはオクターブの法則を介してつながっているからだ。