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完全マスター 西洋占星術Ⅱ

牡羊座=自我感覚

牡牛座=思考感覚

双子座=言語感覚

蟹座=聴覚

獅子座=熱感覚

乙女座=視覚

天秤座=触覚

蠍座=生命感覚

射手座=運動感覚

山羊座=均衡感覚

水瓶座=嗅覚

魚座=味覚

 

人間の意識を説明する法則というものがあり、それが適用されたものが、惑星の数の7やサインの12の法則であり、この法則を天文学的に見る宇宙に投影して、そこに秩序を見るということになるのです。(22)

 

神智学などを参考にすると、宇宙法則は七つの原理で成り立っています。

プリズムを参考にして考えてみると、一つの光は七つに分光します。この七つのうち一つは、またさらに七つに分かれるのです。占星術に適用してみると、宇宙の中心があり、その周囲に全太陽として七つの太陽(恒星)に分岐します。その一つが太陽系の太陽です。この太陽は、七つの惑星に分岐します。惑星の一つに七つの月があるということになります。

実際に地球の周りには月は一つしかなく、ここで神学的な7の法則は破綻します。地球はこの7という古い宇宙法則が、上においては働くが、下においては上手く機能できない場所だと考えるとよいでしょう。

 

太陽は分割された小さな自己ではなく、総合された大きな自己で、地球以外の他の惑星お要素も内包しています。そして地球は太陽を見た時に、自分の逆像をそこに見ます。これは簡単なイメージとしてはゼロのものを二つに割ったとき、プラス10とマイナス10いなるというような印象で考えてみてください。プラスが10が自分であるとする時、太陽を見ると、そこにマイナス10が投影されます。あろうことか、偏った人が透明で聖なるものを見た時、それを邪悪なものとみなすという心理構造が働きます。(32)

 

地球上で育ち、自分の肉体がもつところの感覚を通じてあらゆることを認識し、それが唯一の世界だと思い込むことで、私たちはこの小さな自己の中に幽閉されます。ジオセントリックの占星術はこの視点から宇宙を考えることです。

一方でヘリオセントリックとは、上空から降りてきたお釈迦様の視点です。(33)