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フランス革命に影響を与えた「啓蒙思想」とは

▽ フランス革命が起こった思想的背景「啓蒙思想

 

18世紀の西ヨーロッパ(特にフランス)で興った、
キリスト教的世界観や封建的思想を批判し、
人間性の解放を目ざす思想。

その影響を受けて啓蒙専制君主も現れたが、
絶対王政の市民革命にもつながった。
出典 啓蒙思想

◇ キリスト教的世界観の否定
◇ 封建的思想への批判

 

18世紀フランスに起こった啓蒙思想での「無知」とは、
封建社会の中で教会的な世界観の中に閉じこめられていた人々
のことを言い、彼らに対して「人間」や「社会」、あるいは
「世界」や「自然」の真実を教え、
無知から解放することが「啓蒙」であった。
出典 啓蒙思想

 

啓蒙思想

 

「絵描き」受難の「啓蒙時代」: 英語学習もろもろ

 

「啓蒙時代」は、絵画空白時代だった。: 英語学習もろもろ

 

▽ 17世紀「科学の革命」 18世紀「啓蒙の時代」

 

ルネサンス宗教改革に伴ってそれまでの神中心の世界観の重しが取り除かれ、大航海時代の展開によって圧倒的な知識情報量の増大がもたらされ、また主権国家間の抗争は戦争を通じて新たな科学技術の開発に迫られたという背景もあって、17世紀の自然科学の革新がもたらされた
出典 科学革命

ルネサンス宗教改革によるカトリックの影響力の低下
大航海時代
主権国家間の戦争での科学技術の開発

 

科学革命

 

天文学者 (フェルメールの絵画)
作者ヨハネス・フェルメール
製作年1668年頃

 

▽ 7年戦争 植民地を巻き込んだ世界戦争

 

1756~63年のプロイセンオーストリアの対立を軸とした戦争。イギリスが前者を、フランス・ロシアが後者を支援、ヨーロッパ全域での戦争となったばかりでなく、イギリス・フランスは北米とインド植民地でも戦争し、戦闘は世界規模で広がった。
出典 七年戦争

 

同時にこの戦争は絶対王政各国の財政を圧迫し、イギリスからのアメリカ独立戦争、フランスではフランス革命という市民革命が起こる契機となったことが重要である。
出典 七年戦争

 

フランスは北米大陸の植民地のほとんどを喪失、さらに国庫の窮迫が深刻になり財政再建に迫られ、貴族への課税問題からついにフランス革命が勃発する。
出典 七年戦争

フランス革命の直接の引き金は、7年戦争で、フランスが植民地を失って財政的な窮乏状態に陥ったことだとされています。

 

七年戦争

 

負傷したフランス軍将校を北米インディアンのトマホークから救うジョンソン将軍
作者ベンジャミン・ウエス
製作年1764年-1768年

 

▽ 17~18世紀 産業革命 アメリカ独立戦争 フランス革命

 

17~18世紀に太平洋を挟んで連鎖的に展開された、イギリスの産業革命アメリカ独立革命フランス革命、さらにラテンアメリカ諸国の独立を一つの動きとしてとらえた見方。
出典 大西洋革命

 

大西洋革命

 

民衆を導く自由の女神
作者ウジェーヌ・ドラクロワ (Eugène Delacroix)
製作年1830年

 

◇ フランス革命につながっていく

 

1789年にフランスで勃発した、ブルボン絶対王政を倒した市民革命。
出典 フランス革命

 

フランス革命

 

フランス革命が起こったときの国王で、その対応を誤り退位させられ、1793年に処刑された。
出典 ルイ16世

 

ルイ16世