NAVERまとめで作った記事の残骸を保存したものと読書の記録

NAVERまとめをエクスポートした記事と読書の記録

森法務大臣の検察官定年延長に関する不可解な答弁「検察官が逃げた」「口頭決裁は正当」

法務大臣の検察官定年延長に関する答弁をまとめました。


▽ 2/10 山尾しおり議員「過去の国会答弁と齟齬」と指摘



一般法の国家公務員法と特別法の検察庁法では、特別法の検察庁法の規定が優先される、
という趣旨の質問だったと思います。
そして、検察庁法に関するの過去の政府答弁では、検察官は定年が延長されない、
というものでした。



山尾志桜里 東京高検検事長の定年延長


▽ 2/19 検察官の定年延長に関する政府答弁を変更


東京高等検察庁の黒川検事長の定年は、国家公務員法に基づいて延長されましたが、先週12日の衆議院予算委員会人事院の松尾恵美子給与局長は「過去の答弁のとおり、検察官には国家公務員法の規定の適用は除外されていると理解し、同じ解釈を続けている」などと答弁しました。

これを受けて山尾氏が、先週の人事院の答弁と矛盾すると追及し、松尾局長は「先月22日に法務省から相談があるまでは、適用されないという解釈は引き続いていると解していた」と述べ、答弁を修正しました。
出典 検事長の定年延長 政府 国会答弁を修正 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン
人事院給与局長は、「検察官には国家公務員法の規定は適用除外されている」との答弁を変更


検事長の定年延長 政府 国会答弁を修正 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン


▽ 2/20 森法相「法解釈の変更により延長可能」


東京高等検察庁検事長の定年延長をめぐり、森法務大臣は、衆議院予算委員会で、国家公務員法に定年制が導入された昭和60年当時には、検察官の定年の延長が可能とは解釈されていなかったものの、今回の政府の法解釈により、定年延長が可能になったという認識を示しました。
出典 「昭和60年当時は制度として可能であっても解釈されなかった」森法相 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン
一般法と特別法では、特別法の規定が優先される、という決まりがあります。


「昭和60年当時は制度として可能であっても解釈されなかった」森法相 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン


▽ 2/25 法務省担当者「正式な決裁はとっていない」と答弁


法務省が国会に提出した、東京高等検察庁検事長の定年延長が妥当だとする文書について、森法務大臣は、今月20日衆議院予算委員会で、「必要な決裁は取っている」と答弁しましたが、翌日の予算委員会の理事会で、法務省の担当者は「正式な決裁は取っていない」と述べました。
出典 検事長の定年延長「口頭決裁も正式な決裁」森法相 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン


検事長の定年延長「口頭決裁も正式な決裁」森法相 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン


▽ 2/26 決裁を取る必要はないが、口頭で決裁を取っている?


東京高等検察庁検事長の定年延長をめぐり、森法務大臣衆議院予算委員会で、法務省が国会に提出した定年延長は妥当だとする文書は、法務省の規則に基づく決裁を取る必要がないものだとしたうえで、口頭での決裁を取っており、適正な手続きだと強調しました。
出典 東京高検検事長の定年延長 口頭決裁「適正な手続き」 森法相 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン


東京高検検事長の定年延長 口頭決裁「適正な手続き」 森法相 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン


▽ 2/28 高市総務相「口頭決裁は正式なものではない」


省内での決裁の在り方をめぐって、高市総務大臣は、総務省では、原則、専用の電子システム上で決裁することになっていて、口頭による決裁は正式なものと位置づけられていないという認識を示しました。
出典 “口頭決裁は正式なものと位置づけられていない” 高市総務相 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン
官公庁に勤務経験がある方ならわかると思いますが、
役所には「口頭決裁」というものはありません。


“口頭決裁は正式なものと位置づけられていない” 高市総務相 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン


▽3/9 「東日本大震災で検察官が最初に逃げた」


東日本大震災の際に、福島県いわき市から、市民が避難していない中で検察官が最初に逃げた。身柄拘束をしている十数人を理由なく釈放した」
出典 森法相「検察官が逃げた」答弁 政界の反応 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン



【検察官勤務延長】森法務大臣東日本大震災の時、検察官は最初に逃げた、身柄拘束していた方を理由なく釈放したと発言したシーン


森法相「検察官が逃げた」答弁 政界の反応 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン


▽ 3/13 森法相「検察官逃げた」発言で謝罪


法務大臣は今月9日の参議院予算委員会での東京高等検察庁検事長の定年延長をめぐる質疑で「東日本大震災の際に、福島県いわき市から、市民が避難していない中で検察官が最初に逃げた。身柄拘束をしている十数人を理由なく釈放した」などと答弁し、11日の委員会で、答弁は個人の見解で不適当だったとして撤回しました。
出典 森法相「検察官が逃げた」答弁 政界の反応 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン


“検察官逃げた”答弁 森法相 法務委で「不適切」と改めて謝罪 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン
流れのまとめを作ってて、なんか変だな、という感じがすごくしました。