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月の満ち欠けと巨大地震の関係(東大研究)

月の満ち欠けや潮汐と巨大地震の関係についてまとめました。

 

▽M8.2以上地震12例中9例は、大潮の日に起きた(東大研究)

 

1万以上のデータを検証した結果、マグニチュード8.2以上の巨大地震12例のうち9例は、地球潮汐が最大となる大潮の日だったという東大チームによる研究結果が発表された。
出典 「巨大地震」を「月の満ち欠け」で予測できる可能性|WIRED.jp

 

地球上のある場所が月の下を通ったときに発生するのが満潮だが、太陽も(ずっと弱いとはいえ)、潮汐に影響を与える。太陽と月が一列に並ぶとき、それらによる重力の影響は結合して「大潮」を発生させる。
出典 「巨大地震」を「月の満ち欠け」で予測できる可能性|WIRED.jp

 

大潮と小さな地震のあいだの相互関係はほとんどゼロだったが、マグニチュード7~9の大地震になると、月の周期との一致が見られ始めた(過去20年間に起きた大地震マグニチュード5.5以上)1万以上のデータを検証した結果、2004年のスマトラ沖地震や2011年の東日本大震災を含むマグニチュード8.2以上の巨大地震12例のうち9例は大潮だったという。
出典 「巨大地震」を「月の満ち欠け」で予測できる可能性|WIRED.jp

 

「巨大地震」を「月の満ち欠け」で予測できる可能性|WIRED.jp

 

「大地震は満月か新月の前後に起きやすい」東大研究者らが発表 | ギズモード・ジャパン

 

▽大潮は、太陽と月が並ぶ時(満月・新月の時)に起こる

 

大潮
潮の干満差の大きい状態で、新月(旧暦の1日頃)や満月(旧暦の15日頃)の前後数日間のことです。
出典 大潮・中潮・小潮・長潮・若潮ってなあに

 

大潮・中潮・小潮・長潮・若潮ってなあに

 

月を識る | 06. 大潮と小潮

 

▽大潮の前後にLFE(深部低周波地震)が急増するという研究

 

米地質調査所(U.S. Geological Survey)のNicholas J. van der Elst氏が率いる研究チームは、2008年から2015年にかけて、米西部に800マイル(約1,290km)にわたって伸びるサンアンドレアス断層で生じた8万1000回におよぶ深部低周波地震(LFE)を調査。潮の満ち引きのタイミングと、実際にLFEが発生した時刻の関連性を調べました。
出典 大潮の日に地震が発生しやすい説は本当かもしれない | ギズモード・ジャパン

 

その前後を中心にLFEの回数が急増することが発見されました。
出典 大潮の日に地震が発生しやすい説は本当かもしれない | ギズモード・ジャパン

 

大潮の日に地震が発生しやすい説は本当かもしれない | ギズモード・ジャパン

 

Pythonを用いた実証研究

 

1.地震の発生トリガとして、月(厳密には月軌道の特徴)
 は地震に関連がありそう

2.地球が月と太陽から受ける潮汐応力の変動に対応して、
 地震の発生件数が増減している

3.赤道付近の地震は、満月ないし新月の時に地震が発生しやすい傾向にある

4.年周期(季節変動)は確認できなかった
出典 巨大地震のきっかけは月なのか?->月っぽい - Qiita

 

さらに、以下のような傾向があることも分かった

1.特にマグニチュード8を超えるような大きな地震は、
満月ないし新月の日の周辺での偏りが確認できる

2.満月ないし新月の時の地震の発生時刻は、
月の出ないし月の入り周辺の時刻で多い
出典 巨大地震のきっかけは月なのか?->月っぽい - Qiita

 

巨大地震のきっかけは月なのか?->月っぽい - Qiita
Pythonを用いた実証研究はなかなかすごいです!!


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