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2020年5月31日アトラス彗星が太陽に最接近!

アトラス彗星についてまとめてみました。

 

2019年12月に小惑星地球衝突最終警報システムに観測される

 

2019年12月28日にATLAS(Asteroid Terrestrial-impact
Last Alert System、小惑星地球衝突最終警報システム)
の観測で発見され、この年の最後に発見された彗星となった。
出典 ATLAS彗星 (C/2019 Y4) - Wikipedia

小惑星地球衝突最終警報システムというのがあるんだなー

 

小惑星地球衝突最終警報システム - Wikipedia

 

ATLAS彗星 (C/2019 Y4) - Wikipedia

 

肉眼で見える彗星になるかも!と期待されたが

 

発見時の等級は19.6等であったが、1月に100倍の明るさの12等まで急激に増光したことが確認され、注目を集めた。

しかしながら、3月下旬には増光のペースが緩やかとなり、3月末をピークとして減光に転じた。また、4月上旬には核が崩壊したとする報告が複数上げられた。
出典 ATLAS彗星 (C/2019 Y4) - Wikipedia

 

彗星が分裂して、減光したみたいです

 

2019年12月に発見された「アトラス彗星(C/2019 Y4)」は、今年の5月上旬~中旬にかけて、肉眼でも見られるほど明るくなるかもしれないと予測されていました。しかしその後の観測において、アトラス彗星の核が崩壊・分裂した様子が捉えられています。
出典 肉眼で見える可能性のアトラス彗星、核の崩壊が確認される | sorae 宇宙へのポータルサイト

 

2020年4月下旬にハッブル宇宙望遠鏡で撮影された、ATLAS彗星の核の断片
青くてきれいです!!

 

予測できないタイミングで迅速に進行する彗星核の断片化は原因が不明確なままであり、崩壊したアトラス彗星の観測はその謎に迫るチャンスだからです。
出典 崩壊したアトラス彗星の断片を確認。ハッブル宇宙望遠鏡が撮影 | sorae 宇宙へのポータルサイト

 

崩壊したアトラス彗星の断片を確認。ハッブル宇宙望遠鏡が撮影 | sorae 宇宙へのポータルサイト

 

なぜ太陽に近づくと分裂してしまうのか

 

太陽に近づく彗星がバラバラになってしまうのは、氷の「昇華」が関連していると考えられている。

昇華とは、固体から液体を経ずに気体へと変化(その逆もしかり)する現象のことで、彗星を印象的な姿にしているコマや尾は、太陽に熱されて氷が昇華することが原因だ。

しかし、そのために気体がジェットのように吹き出し、彗星を回転させる。この回転による遠心力が強くなると、彗星はバラバラに砕けてしまう。
出典 今年最大級の天体ショーと期待されたアトラス彗星、はかなく宇宙に砕け散る : カラパイア

 

今年最大級の天体ショーと期待されたアトラス彗星、はかなく宇宙に砕け散る : カラパイア

 

5月31日に太陽に最接近!!

 

断片化したアトラス彗星は5月23日に地球から約1億1500万kmまで接近し、その8日後となる5月31日には太陽から3700万km以内のところを通過するとみられています。
出典 崩壊したアトラス彗星の断片を確認。ハッブル宇宙望遠鏡が撮影 | sorae 宇宙へのポータルサイト

 

ただ、4月中旬まで続いていたアトラス彗星の減光はピーク時から1等ほど暗くなったところで止まり、COBSに寄せられた直近の観測結果によると再び増光に転じつつあるようです。増光、崩壊、減光、そして再び増光とめまぐるしく変化するアトラス彗星の活動から、しばらく目が離せません。
出典 肉眼で見える可能性のアトラス彗星、核の崩壊が確認される | sorae 宇宙へのポータルサイト

 

肉眼で見える可能性のアトラス彗星、核の崩壊が確認される | sorae 宇宙へのポータルサイト

 

残念ながら肉眼での観測は難しそう

 

アトラス彗星を肉眼で観測するという夢は、文字通り打ち砕かれてしまいました
出典 アトラス彗星、ついに崩壊の様子が撮影される | ナゾロジー

 

太陽に接近した後はどうなるの?

 

そこからさらに太陽の向こうへと進み、私たちの目には見えなくなる。その後は6000年周期の公転軌道へと旅立ち、少なくともこの時代に生きている私たちにとっては今生の別れとなる。
出典 今年最大級の天体ショーと期待されたアトラス彗星、はかなく宇宙に砕け散る : カラパイア

 

アトラス彗星、ついに崩壊の様子が撮影される | ナゾロジー

 

アトラス彗星の位置

 

* アトラス彗星 (C/2019 Y1)
現在は8.8等と、かなり明るい(4月28日、Carlos Labordena)。
出典 Weekly Information about Bright Comets (2020 May 2: North)

 

C/2019 Y1 ( ATLAS )

 

肉眼で見えるのは6等星までだそうです

 

肉眼で見える星は6等星まで。これは、古代ギリシア天文学者ヒッパルコスが定めたもので、最も明るい星たちを1等星とし、肉眼でぎりぎり見える最も暗い星たちを6等星として、その間を6段階に分けました。1段階で明るさの差は約2.5倍、1等星は6等星の約100倍の明るさとなります。
出典 肉眼で見える最も遠い星 | 星空ツーリズム

 

「1等星」と「6等星」の明るさはどれくらいちがうの? - 天文情報 - 仙台市天文台

 

星空ガイド - アストロアーツ


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