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三浦半島の異臭騒ぎ、横浜市でも確認される。10月に入って2回目。

6月に始まった三浦半島での異臭騒ぎですが、今月は1日に再び三浦半島で異臭が確認されましたが、3日には横浜市で異臭が確認される事態になっています。

 

3日午後5時ごろから夜にかけて、横浜市内で「ゴムが焦げたような臭いがする」といった通報が市消防局や市内の警察署に相次いだ。通報は中区のほか、神奈川、港北区などでもあり、神奈川新聞社の調べで20件を超えた。 同局や山手署などによると、有害物質は検知されておらず、異臭の原因は不明という。 出典:神奈川新聞 10月3日

 

10月1日には今年5回目の異臭騒ぎになっています。

 

原因不明の異臭は、横須賀市三浦市東京湾側を中心に、6月4日、7月17日、8月21日、9月19日に発生。 出典:神奈川新聞 9月25日

 

 

6月から毎月起こっていますが、今回は10月1日発生したばかりなので、かなり頻度が高くなっているかもしれません。

 

 

地震が発生する前に石油やガスが滲出することがある

 

地震の前兆現象「宏観現象」にはさまざまなものがあります。

代表的なものとして、地鳴りや発光現象、動物がいなくなる、魚が異常なほどよくとれる、魚の死体が大量に浮き上がる、電波が受信できなくなる、地下水が枯れる、方位磁石がおかしくなる、などです。 ガスや石油が滲出ことによる異臭、というものも確認されています。

 

1939年の男鹿地震でも,地震の前日に八郎潟でフナやコイが岸の近くに押し寄せて,多数捕獲され,一部の場所では手捕りができるほどだったという.ただし,地震の当日には来なくなった.また,海岸では地震の前日の午後から当日の午前(地震発生は14:58)に多数のイイダコが酔ったような状態で砂浜にはい上がってきた.これらも石油の滲出によるのかもしれない.また,天然ガスの噴出によって臭いを感じたり,ガスが燃焼して「火の玉」が飛んだりすることもあるらしい. 出典:地震の前兆の可能性がある自然現象
兵庫県南部地震(1995年1月17日、M7.3、深さ16km、最大震度7) 1月16日夕食後、(中略)ちょうど8時に食堂からドアを開けて隣の居間に入ったところ、非常に臭いガスの臭いを感じました。(中略)臭いの発生源を捜している間(約数分間)にいつの間にか臭いは消えていました。(中略)臭いが発生したのは7時10分過ぎから8時の間と思われます。ガスの臭いは汲取り式便所から臭ってくるような臭いと漬物の臭いが混ぜ合わされたような(硫化水素?)臭いでした。(阪急宝塚線中山駅から北に直線距離で約1.0km) 『阪神淡路大震災 前兆証言1519!』 (弘原海清、東京出版、1995) 出典:宏観亭見聞録

 

 

もちろん、今回の異臭が地震の前兆と断定できませんが、ほかの前兆現象、例えば、AMラジオが受信できなくなる、などの現象が確認されると、地震の前兆といえるかもしれません。

ついで信頼に足る証言は、高橋氏の直前を走っていた茂木市在住の医師村上氏で、氏は夜勤明けで神戸市内の病院から自宅に帰宅するため、地震の約10分前に京橋インターから阪神高速3号線に乗り、ラジオのスイッチを入れたところ、大阪生駒から送信されている毎日放送(JOOR、1179kHz、50kw)が強いノイズで受信できず、不思議に思いながらそのまま走行し続けている間に、ノイズレベルも上昇し続け、5時46分本震に遭遇、直後は地震の被害に気を取られていたが、本震後3、4分後に放送内容がわかるようになった。(ノイズレベルが次第に低下し始めた。)と報告している。 以上の事実は従来の著者の研究を裏付けする重要な内容を含んでおり、常に一般大衆が聞いている中波放送帯で、時ならぬ強烈なノイズが混入し始めた時には、直下型大地震の予兆である可能性が非常に高いと言える事を示唆している。 出典 :予知と前兆(力武常次著・近未来社

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