Le Capital au XXIe siecle 備忘録まとめ
・資本/所得比率
α=r×β
(α:資本シェア r:資本収益率 β:総資本ストック)
β=600%(6年分の資本ストック)
α=r×β
= 5%(資本収益) × 600%(6年分)
資本シェア α=30%
・民間資本と公的資本の歴史的な推移
・成長率
β=s/g
β:資本ストック
s:貯蓄率
g:成長率
β=s/g
600%=12%/g
g=12/600=0.02(2%)
・資本と労働の分配
・過剰な資本は資本収益を減らす
・無限蓄積の原理
β=s/g
g(生産性と人口)がゼロに近い場合
sがプラスの場合、β→∞
α=r×β
β→∞ ならば r→0
生産性と人口の永久的な成長
・低成長レジームへの回帰、ゼロあるいはマイナスの人口増加
P240ぐらいまで
厚生労働省のサイトから拾ってきました。
ピケティーさんの本では、
上位10%、その次の40%、最後の50%っていう所得の分け方をしてるんですが、
日本ではどうなのかなと思って、調べてみると
だいたい、上位10%が1100万以上、40%が400万~1100万、50%が400万以下
ということみたいです。
ちなみに、ここで使っている所得っていうのは、所得税法上の所得という意味ではなくて、
収入という意味みたいです。
なんとか350ページまで読みました。
全部読むのにどのくらい時間がかかることやら
まとめ
・格差と集中 上位10%への集中、さらに上位1%への集中
・資本所得と労働所得
労働所得の格差は、資本所得の格差よりも小さい
・両大戦間に、資本への分配が減少し、労働への分配が上昇
その後、労働への分配が減少
・所得格差の拡大(1980年代の米英が顕著・新保守主義の台頭)
・格差拡大と金融危機の関係
・国債資産総額の増大と資本/所得比率の構造的な上昇
・20世紀の特徴―中産階級の増大(40%部分の増大)
両大戦(労働分配の増大)とその後の高度経済成長が要因
・新興国は格差が大きい(10分位への20%程度の集中)