NAVERまとめで作った記事の残骸を保存したものと読書の記録

NAVERまとめをエクスポートした記事と読書の記録

図説 世界を変えた50の経済

現実であれ予測であれ、危機のみが真の変化を生み出す。(フリードマン

 

労働こそが当初の代価、本来の通貨であり、

当初はすべてのものが労働によって支払われていた。

世界のすべての富はもともと、金や銀ではなく、労働によって獲得されている。

                              (アダム=スミス『国富論』)

 

 

ケインズ学派】

 

ケインズ

有効需要の原理

貨幣は実質的なものであり、貨幣変数は現実の結果に影響を与える。

貯蓄を所得の増加関数

投資については、投資家が未来の経済情勢によせる期待、景気、政治情勢など さまざまな要因によって決まる。

投資決定において、利子率ははるかに弱い間接的な役割しかもたない

 

ジョーン・ロビンソン

不完全競争

 

ジョン・ヒッグス

IS-LM曲線

 

ハイマン・フィリップ・ミンスキー

信用循環モデル

変移→好景気→熱狂→利益獲得→パニック

 

ミンスキーモーメント

過去の危険な投機によって増え行く借金をうめなければならなくなり、

キャッシュフローの問題を抱え始めるポイント。

こうなると大量の株式売却により株価が急落し、資産価値が崩壊する。

 

クルーグマン

経済地理学、地理的条件と経済発展

 

サマーズ

塩水学派

 

マンキュー

ケインズ学派

 

【制度学派、歴史学派】

カール・ウィリアム・カップ・・・社会的費用

エリノア・クレア・オストロム・・・コモンズ(社会の共有資源)の統治

 

開発経済学

シュンペーター・・・創造的破壊、景気循環

クズネッツ・・クズネッツ曲線(所得格差と経済成長の相関は、逆U字になる)

        クズネッツ仮説

 

 

自然科学においては事実に基づいて思考が築かれるが、

経済学においては思考に基づいて事実が築かれる。

                           (G.L.S.シャックル)

 

【古典派経済学】

 

自然価格と市場価格(ペティ)

 

重農主義(ケネー)・・農業・商工業・土地所有のうち、産出が投入を上回るのは、農業のみ

重商主義・・国家に富を築く鍵は、正貨(金や銀)の蓄積である

 

水ほど役立つものはないが、水と交換して得られるものはほとんどない。

これに対して、ダイヤモンドは、ほとんど何の役にも立たないが、

それと交換してきわめて大量のものを得られれることが多い。

                               (アダム・スミス国富論』)

 

人口論マルサス)・・陰気な科学

 

新古典派経済学

 

一般均衡ワルラス

 

限界効用理論・・価値は効用によって決まる。消費者の主観的満足。(ジェボンズ

 

農業の収穫逓減・工業の収穫逓増

 

限界効用逓減・・限界効用は消費量が増えるごとに逓減する。価格と消費量は逆相関になる。

 

自然利子率と市場利子率(累積過程・ヴィクセル)

市場利子率<自然利子率 → 借入増加、投資増加、物価上昇(インフレ)

市場利子率>自然利子率 → 借入減少、投資減少、物価下落(デフレ)

均衡を取り戻すメカニズムがなく、自己強化的な動きになる。

 

アーヴィング・フィッシャー

MV=PT

M:貨幣流通量

V:貨幣流通速度

P:物価水準

T:経済活動水準

 

M、Pが安定しているとすると、Vが上昇すると、Tが上昇する。

 

大恐慌の負債デフレーション」 

物価の下落により、実質的な債務が増加する。

債務の返済のために、財産を売却、労働力をカット、投資、消費を控える。

(いわゆるデフレスパイラル

貨幣供給量を急増させればインフレが起こり、負債デフレ抑止になると提案した。

 

のちの金融不安定性仮説につながる。

 

取引費用(コース)

 

ハイエク自由主義

集産主義に反対(分散した知識の収集不可能)

自由銀行制、民間の通貨創出(貨幣金属説)

 

フリードマン自由主義・通貨主義)・・公共投資に反対:増税→消費、投資減少

 

自由主義公共投資

政府による公共投資増税による需要創出→自由主義個人主義と反する。社会主義的政策

 

最適通貨圏(マンデル)

 

通貨とは何か

通貨の機能・・・価値尺度、交換手段、価値保蔵

貨幣は国家の創造物(クナップ)・・貨幣表券説

各個人の合理的行動により生まれる・・貨幣金属説

 

効率的市場仮説・ランダムウォーク仮説(ユージン・ファーマ

 

バーナンキ

大恐慌の原因は貨幣供給削減にある(フリードマン)という見方を支持

 

淡水学派(シカゴを中心として五大湖に位置する大学)

自由市場の卓越性を身上とする古典派経済学を支持。

財政政策、金融政策の役割を否定している。

増税による財政政策は、負の乗数効果を生む(コクラン、フリードマンも同様)