アカシャ年代記より(ルドルフ・シュタイナー著)
論理的能力は育ってないかったが、その代わり彼らの高度に発達した記憶力は、あらゆる分野にわたって彼らの活動を独特なものにしていた。
それらの能力は現在の人間の生活能力に比べると、むしろ動物の生活能力に一層よく似た性質のものだった。
たとえば、アトランティス人は生命力と呼ばれているものを統御することができた。
彼らは、ちょうど現代人がたくさんの石炭の火力を技術的に利用できるように、たくさんの穀物の生命力を集めて、これを技術的に利用する方法を心得ていた。
アトランティス人は、植物の種子をいわば「焚き」ながら、その生命力を技術的に利用できる力に変換する装置を所有していた。そのようにしてアトランティス人は地上からわずかに離れた低空を飛行する乗物を使用した。
大気圏が現在よりもはるかに濃密であった。
彼らは神智学の文献ではレムリア人と呼ばれる。
・・・その大変が衰弱してしまった。彼らは発育不全に陥った。
レムリア人の小部分だけはさらに進化を遂げていった。これら特定のレムリア人からアトランティス人が生まれた。アトランティス人の大半が堕落し、その中の小部分の人々の中からいわゆるアーリア人が起こり、そこからわれわれの文化諸民族が育った。
レムリア人、アトランティス人、さらにはアーリア人は神秘学の呼び方に従えば、根幹諸人類である。
7つの根幹人類期
1.ルモアハルス人
2.トラヴァトリ人
3.トルテケン人
4.原トゥラニア人
5.原セム人
6.アッカード人
7.蒙古人