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相場と精神(佐々木英信著)

 

① 縁起の章

生々流転の法則

存在するとは流転すること

三次元世界の存在は、すべて変転の時間を内容している。

この流転は、小勢波、中勢波、大勢波のいずれにも生じる

 

存在と時間

大きくは1000年波動(文明の興亡)があり、我が国の近代を考えるうえでは40年波動があると考察している。

1949年7月の東証で立会が再開されて約40年間、1989年で株価は大天井といわれる38,915円をつけ、1990年から暴落した。

 

唯物思想から唯心思想へ

今後訪れる新しい文明は、ヒューマン主義、個人の時代であり、きわめて精神性の高い文明、唯物思想から東洋思想の中心をなす唯心思想が前面に出てこよう。

 

縁起の法

物事には、すべてに「原因」があって「結果」がある。物理的にも、人生の中においても、この「因果の理法」から逃れる術はない。

作用・反作用の法則

 

 

 

②波動の章

 

医療気功

人間の体からはある種の微粒子と電磁波が放射されていることが測定されている・・

 相場とは人間の想念の合成波

 

 

③心の章

 

小説「名人伝」にみる一つの悟り

 

 信じる力

 相場は時々刻々と変動を繰り返している。数低下されたモノをある空間で売買しているが、相場の実体は一体どの空間にあると言えるのだろうか。・・・

 このなんとも摩訶不思議な相場というものも、売買が成立したと「信じている」からこそ滞りもなく毎日進行している。

 言葉を換えれば、相場という実体の不明確なものも、「信じる」という力によって成立している。

 念の集合体

 つまり、この「人が信じる力」が相場における成り立ちのエネルギーであろう。

 このように相場そのものが「波長として存在している」といううことが言えよう。

 こうした波長は、振動しているが故にピーク・ボトムが必然的に発生してくる。それは時間の経過とともに流転していく。ここに「時間の持つ力」というものが存在する。

 相場とは、「時空間の中で流転し続けている念の集合体である」ということができよう。

  

時間の力

 相場は時とともに成長し、時とともに下落する。人間の日々の営みが歴史を創っているように、日々の売買が相場を創っていく。人間の日々の営みの中で生じたことが原因で次なる事象が生じ、原因結果の連鎖の中で歴史は作られていく。

  

 

相場世界における時間

 人間が相場と対峙し、一人一人の相場に対する「念い(おもい)と行い」が相場を形作っている。

 時間の経過とともに仏教で教える「共業(ぐうごう)」を形作る。

 ・・・集団で作ったカルマを「共業」と言い、ここでは相場世界にタッチしたすべての人々の「念いと行い」を指している。

 この共業が、相場世界である日ある価格で天井を打ったり、底を叩いたりする結果を生じさせしめているわけである。

  

 

必然と偶然

 相場世界において生じる高値、安値はこうした因果関係によって生じているが故に偶然ではなく、「必然」的に起きているのである。

 

 

相場と精神

相場と精神

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