久しぶりに新型コロナのニュースを調べる
夏場に、新型コロナウイルスの感染が広がって、1日1500人ぐらいまで感染者がでたりしましたが、重症者数や死者数が、それほど増えなかったので、なんとなく、これは本当に風邪なんじゃないか、とか、感染しても大したことないんじゃないか、っていうイメージが広がっているような気がします。
実際、人に感染するコロナウイルスは7種類あるらしく、そのうちの4種類は、通常の風邪のウイルスなので、風邪と見わけがつかなかったとしても、不思議ではありません。
久しぶりに新型コロナウイルスのニュースをいろいろ調べてみました。
最近分かった5つの特徴
2分ぐらいの動画ニュースです。
一番気になったのが、飛沫だけが感染経路ではない、というところです。いわゆるエアロゾルという小さな水蒸気状のつぶつぶになって、空気中を漂って感染する、というもので、「2メートルの距離をとったとしても感染防止に効果はないかもしれない」というような内容です。
ただ、これが事実だとすれば、人口が密集している日本ではもっと感染が広がっているはずなので、実際にそうなのかは疑問です。
他のワクチンや免疫が、新型コロナウイルスに対して防御機能を果たしているのかもしれないが、具体的には不明、とのことでした。
「感染者の25~80%が、無症状か軽症」というところがあって、数字に開きがありすぎて、1年たってもあまり解明が進んでいなさそうな印象をうけました。
長引くコロナウイルスの影響
症状は、大きく4つに分けられるという。
- 肺と心臓への恒久的な臓器障害
- 集中治療後症候群
- ウイルス感染後疲労症候群
- COVID-19の症状持続
こうした症状が出るのは、重症のCOVID-19で長期入院した人に限らず、軽症だったり、検査も陽性診断も受けたことのない人にも可能性があるという。
今、気にしている人が多いのは、新型コロナウイルスの後遺症はどうなんだろう、ということかもしれません。
普通は、後遺症というと、重症だったの人の症状が残って完治しない、というイメージだと思いますが、軽症でも後遺症が残る?というのがどういう状態なのかがよくわかりませんでした。
ただ、さすがに無症状の人には後遺症はないだろうと思います。
本体の症状がないのに、後遺症がでる、っていうのはさすがに変ですからね。
NHKも後遺症の報道、4分の1の人に脱毛症
この中で追加で調査できた58人のうち、ほぼ4分の1にあたる男性9人、女性5人のあわせて14人は、発症から2か月ほどのちに脱毛症になったということです。
脱毛症は、エボラ出血熱やデング熱から回復したあとでも報告されているということですが、研究を行った森岡慎一郎医師は、「治療が長引いたことによる心理的なストレスが引き金になった可能性もある。今後も調査を続け、後遺症が出るリスクの要因を明らかにしていきたい」と話しています。
調査できた人の4分の1ということで、新型コロナに感染して症状が出て入院した人で、そのうちでさらに追跡調査できた人の4分の1なので、実際にどのくらいの割合で脱毛症になるのかもわかりませんが、実際に、脱毛症の後遺症がある、と考えてよさそうです。
心理的ストレスが原因かも、と指摘されていますが、さすがに心理的ストレスが原因の脱毛と考えるには、割合が高すぎると思います。
新型コロナウイルスの初期の報道では、ウイルスの構造が、免疫不全症候群(エイズ)に似ているという報道があったのを思い出しました。