コロナ感染者のテクニカル分析(2020/10/23)
コロナ感染者の推移を株価予測テクニカルの手法で、分析しています。
10月23日までの感染者の分析
10月23日の感染者数は、748人でした。(NHKコロナ関連サイト調べ)
新型コロナウイルス 日本国内の感染者数・死者数・重症者数データ|NHK特設サイト
移動平均法による予測
金曜日は感染者数の報告が多い傾向がありますが、すべての移動平均線を突破する形になっており、株価のテクニカルサインでいうと、完全な買いサイン(上昇サイン)ということになります。
感染者数 748人
9日移動平均 557.4人
25日移動平均 574.4人
75日移動平均 628.25人
黄色:9日平均 水色:25日平均 紫:75日平均 棒グラフ:日々の感染者数
ここ数日、フランスでの感染拡大も報道されており、新たな局面に入っている可能性が高いと思います。
呼吸器ウイルス感染症は、通常は湿度の高い夏場は流行しませんが、それでも新型コロナウイルスの感染者が増加する局面があったことを考えると、冬場は警戒が必要だと思います。
テクニカル分析でみると、25日移動平均と75日移動平均の差が▼92にまで縮小してきています。
25日移動平均が75日移動平均を上回る形は、「グランビルの法則」という有名な株価のチャートの法則で、ゴールデンクロス、というものになり、典型的な上昇サインになります。(ゴールデンクロスというのは、株価上昇の局面を指す言葉で、感染者の増加を喜んでいるわけではないので、為念)
だいたいの予想ですが、10月27日前後にゴールデンクロスする可能性が高いです。
感染者が増える時期予測:10月27日前後
— 献立田中 (@kondate_tanaka) 2020年10月18日
平滑移動平均による予測
まず、平滑移動平均線による分析です。
平滑移動平均の解説は以下のサイトが詳しいです。私は小次郎先生のサイトでテクニカル分析を勉強して、MACDと一目均衡表がわかるようになりました。
ピンクが12日平滑移動平均線、青が26日平滑移動平均線です。
動きが収斂してきているのがわかります。
12日平滑移動平均:568.36
26日平滑移動平均:546.29
株価の動きだと、だいたい動きが収斂すると次は大きな動きになるという法則があります。
MACD(マックディー)による予測
MACDの詳しい解説は以下のサイトでご覧ください。
8月26日からシグナルはマイナスになっていたのですが、58日ぶりに10月22日にシグナルがプラスに転じています。
この数値からも感染拡大局面に入ってきているのがわかります。
MACD:22.07
シグナル:4.88
オシレーター:17.19
シグナルを底にして、MACDが上昇していっているのがわかります。