地震の前兆現象 「大きな爆発音、大砲音がした」
大きな地震の前に、「バーン」という爆発音、大砲音
私は以前に震度6弱の地震を経験したことがあるのですが、地震の前日に山のほうから大きな爆発音がしたのをよく覚えています。「バーン」というものすごい音がしました。
当時、広島県の呉市に住んでいて、屋根の瓦が飛ぶ、埋立地が液状化するなどの被害がでました。私が住んでいるところもヒビが数か所いきました。
地震があった時、お茶を飲んでいたのですが、茶碗は倒れなかったのですが、茶碗の中のお茶が全部外に出たのを覚えています。
しかも、外に飛び出したお茶が綺麗に円形になっていました。
地震の前兆 「地鳴り」
地震の前兆として、「地鳴り」があることは知られていますが、「地鳴り」って具体的にどんな音なのか?という疑問を持っている方もおられると思います。
気象庁が開設している「松代群発地震50年特設サイト」で、録音された地鳴りの音を聞くことができます。
サイトの一番下にありますので、興味のある方はクリックしてみてください。
大震災時の記録
地震と爆発音の関係を調べると、阪神大震災や東北大震災の時にも同じような現象があったようです。
●海鳴りに限らず地鳴りや爆発音、大砲音も
発生前に起きた音の現象として数多く記録が残っている
阪神淡路大震災の前、神戸市内では揺れのない謎の爆発音がとどろき、
住民が驚いて通報したが何も事故はなかったという報告があります。
また2009年静岡駿河湾地震の1週前から相模湾で大砲のような音を聞いたという話も聞いたことがあります。
関東大震災の前はかなり何ヶ月も前から大砲音を聞いたという文献もあります。出典:予知防災
引用したサイトには、「大砲音」と書いてありますが、確かに大砲を打ったような時のような音かもしれません。
阪神大震災の前兆現象の証言を記録した、「前兆証言1519!―阪神淡路大震災1995年1月17日午前5時46分」にも、
「前日の夕方、ドドーンと大きな音がしてゆれなかったが、父は地震だと思ったらしい」
「16日の午前3時頃、ドーンという衝撃音がして目を覚まし、重力で引っ張られるように体全体が動かなくなった」
などの証言の記録がありました。
もし、普段耳にしたことがないような、大きな爆発音を聞いたら要注意かもしれません。