横浜、横須賀近辺で頻発する異臭の原因は?
最初、6月に発生した三浦半島での広範囲な異臭の通報ですが、10月に入ってから、横浜市の中心部で、頻繁に異臭が確認されるようになってきています。
10月に入ってから3回、異臭が確認されていることから、ようやく調査が開始されたようです。
横浜市や横須賀市など神奈川県内でことし6月以降「異臭がする」という通報が相次ぐ中、横浜市内にある消防の庁舎で12日、異臭を感じた職員が外の空気を採取し、現在、市の研究所で成分の分析を進め、早ければ13日夜にも結果が出るということです。
調査の結果、ガソリンなどに含まれる物質が通常よりかなり多く検出されているようです。
これについて横浜市は13日午後5時半から記者会見し、ガソリンなどに含まれるイソペンタンとペンタンが市内の通常の大気と比べて10倍以上の濃度で検出されたほか、ブタンも通常の3倍近い濃度で検出されたことを明らかにしました。
また木材を燃やした時などに発生するエチレンとアセチレンも通常の2倍以上の濃度で検出されたということです。
ただ、臭いが発生する原因は不明、としています。